こんにちは。Cograsです。
「勉強しているのに成績が上がらない」「どうやったら効率よく成績が上がるの?」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?
そこで当ブログでは、学習効果が出るまでのステップを「目標設定」「計画立て」「実行・管理」「振り返り」の4つのステップに分けて、全6回で解説します。
この記事では、効率よく勉強の効果を出すための考え方を解説します。
なぜ勉強をしているのに成績が上がらない?
しっかり勉強しているはずなのに、なぜ成績が上がらないのでしょうか。
原因の一つは、「勉強量は十分だが、質が高くない」ということかもしれません。
下記の通り、勉強の「量」と「質」は、掛け算で学習効果につながります。
これらを両面から上げていくことで、以下のようなメリットがあります。
これらをともに上げることで、勉強すればするほど成績向上につながるようになりますので、ぜひ「量」と「質」を意識してみましょう。
勉強の「質」とは?
でも、勉強の「質」ってなに?イメージできない…
簡単に言えば、「より短い時間でより学習効果を生み出す」ことです。
テスト勉強の簡単な例で考えてみます。
数学の「一次方程式」の単元テストで、すでに100点をとれる子が居たとします。
1か月後の定期テストに向けて勉強する際に、「一次方程式」ばかり勉強していても、他の単元が苦手だったら、成績は上がりませんよね。
この場合、下のステップで考えてみたら、成績が上がりそうではありませんか?
- テスト範囲全体を確認して、得意な単元と苦手な単元を分類する
- 苦手な単元勉強する順番、勉強方法(テキスト、勉強時間)を設定する
- 2で立てた計画を実行しきる
これくらいのことはわかってるよ
なるほど。でも、普段の勉強だと意外と上手くいっていないことが多かったりします。
次の章では、勉強の質に関する現状について詳しく見てみましょう。
勉強の「質」の現状
下のグラフを見てみましょう。
中学生の半数以上が「上手な勉強のやり方が分からない」という悩みを抱えており、約4割が「勉強が計画通りに進まない」という悩みも抱えています。
「上手な勉強のやり方が分からない」(小学生39.9%、中学生54.7%)、「やる気が起きない」(小学生39.8%、中学生55.5%)が、小中学生の学習の悩みの上位になっている。
ベネッセ総合研究所「小中学生の学びに関する実態調査 報告書」 [2014]
このことからも、いざ勉強の質を上げようと思っても、なかなか上手くいかない状況が見えてくると思います。
では、どうやったら上手くいくのでしょうか?
勉強の質の上げ方
「質」の上げ方として、「PDCAサイクル」を採用してみましょう。
すると、以下のような学習サイクルが見えてきます。
まず、得意と苦手を分析して、計画を立てる「Plan」。
次に、その計画をしっかり実行する「Do」。
その後、結果を踏まえて良かったところ、改善できるところを把握する「Check」。
最後に、次の勉強への活かし方を考える「Action」。
なるほど…でも、結局どうやったらいいかはわからないや
今はそうでも大丈夫。
これからの連載では、この4ステップをどのように実行するかについて、具体的に紹介します。
ぜひ楽しみにしていてください。
まとめ
今回は、勉強効果に悩みを抱える方に向けて、勉強の考え方を解説しました。
まずはこのサイクルを意識しながら、勉強計画を立ててみましょう。
次回の記事では、計画を立てる前段階「今の自分の分析」について解説します。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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